桜子さんに英語圏での生活経験はなく、3年ほど前から少人数制の英語教室に通うだけ。それも授業は週1回、約1時間ほどだ。ただ、母・祥子さんが必ず教室で学習を見守り、家でのレッスンを欠かさないという。
父親の会社経営、徹浩さんも祥子さんも「英語は学校で習っただけ」で、わが子には海外で通用する職業についてほしいと教室通いを勧めた。楽しみながらス ムーズに「英語耳」が身についたといい、祥子さんは「大人は耳から入った英語を日本語に訳して理解する。桜子は聞いた英語が直接、会話につながっているよ うです」と驚いている。
1月に4級、6月に中学卒業程度の3級に合格。「日常生活に必要な英語を理解して使うことができる」レベルの準2級には10、11月、岡山市でマークシート式試験や面接を受けた。
日本英語検定協会によると、2006年以降の県内の準2級合格の最年少は、06年7歳、07年7歳、08年5歳、09年6歳。全国では4歳が合格した例もある。(平尾清)
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